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シャープ「IGZO」中国で拡大、技術供与拡大も視野

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シャープ「IGZO」中国で拡大、技術供与拡大も視野

 【深●(=土へんに川)(中国)=織田淳嗣】経営再建中のシャープの液晶部門を統括する方志教和専務は10日、中国・深●(=土へんに川)市内で記者団の取材に応じ、高精細で低消費電力の「IGZO」パネルで、タブレット端末やノートパソコンなど中型パネルを中国市場で強化する方針を示した。

 シャープは液晶事業の売上高に占める事業者向けの製品や比率を、平成33年度までに4割まで高める計画。事業者向けはスマホよりも、ノートパソコンやタブレット端末などの中型が中心となる。

 シャープ製のIGZOの技術は、パソコンの表示部外側の額縁をミリ単位に縮めることができるのが特徴。方志専務は「(注文の)引き合いが急に増えている。今年あたりから高精細化が進むだろう」と解説する。

 ただ、事業者向けのビジネスでは供給の安定化が大きな課題だ。シャープはすでに中国・CECにIGZOについて技術供与。量産ができる体制づくりの準備を進めている。方志専務は「(ほかの)パートナーを考えなくてはならない」と述べ、CEC以外の企業への同様の技術供与について「視野に入れている」と述べた。

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