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京都・西陣 「ミシュランガイド」5年連続二つ星の老舗高級料亭、男女6人が食中毒症状
京都市は6日、同市上京区の高級料亭「萬亀楼(まんかめろう)」で食事をした32~68歳の男女6人が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えたと発表した。全員快方に向かっている。
市によると、3月22日午後、法事のために集まった22人のグループが懐石料理を食べ、このうち男女6人が翌日から食中毒症状を訴えた。4人の患者と従業員5人からノロウイルスを検出。市は4月6日から3日間の営業停止を命じた。
萬亀楼は、レストランの格付け本「ミシュランガイド」の二つ星に5年連続で選ばれた名店で創業は1722(享保7)年。懐石料理のほか、宮中で食されたとされる御所ゆかりの有職料理を提供している。