産経WEST

【「正論大賞」記念講演会詳報】西岡力教授「朝鮮半島は南北で体制の危機を迎えている」「従北派が浸透する韓国…」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【「正論大賞」記念講演会詳報】
西岡力教授「朝鮮半島は南北で体制の危機を迎えている」「従北派が浸透する韓国…」

第30回正論大賞受賞記念大阪講演会で講演する西岡力氏=3月19日午後、大阪市北区のリーガロイヤルホテル(恵守乾撮影)

 従北派の人たちは、反日から入って米国、そして韓国を否定する。米国大使を襲う事件が起こるぐらい韓国がおかしくなっている。

 韓国は3年後に大統領選挙があり、北朝鮮はもう一度韓国に左翼政権を作りたいと思っている。朴槿恵大統領の保守政権では南北対話はできず、次の大統領選まで延命しようと考えているはずだ。逆に日本からすれば3年後には最悪のシナリオが現実化するかもしれない。

 日本の歴史は、朝鮮半島が反日勢力で統一されることを避けるという政策をとってきた。白村江の戦いから元寇、日清、日露戦争も同様だ。1965年の日韓基本条約も日本は韓国を共産主義の国にしないという狙いがあった。

 いま、日韓関係は最悪な状況にあるといわれるが、問題は歴史認識だけだ。経済や安全保障では関係は維持されている。日本は日米同盟と韓国という存在があったから共産主義と直面することはなかった。それが、朝鮮半島全体が共産化し、核兵器を持った反日国家ができることになるかもしれない。

 いま韓国と北朝鮮のそれぞれで深刻な体制危機が進行していることをしっかりと認識したうえで、日本は危機感を持って対応を考えないといけない。

「産経WEST」のランキング