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「カンガルーケアで長男が障害」両親が訴え 学会が注意点公表後初めて 大津地裁

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「カンガルーケアで長男が障害」両親が訴え 学会が注意点公表後初めて 大津地裁

 出産直後に母親が素肌を密着させて子供を抱く「カンガルーケア」で長男(1)が重度の脳障害を負ったとして、滋賀県草津市に住む両親が、同市で医院を経営する医療法人に損害賠償を求めた訴訟が大津地裁であり、第1回口頭弁論が19日開かれた。被告側は全面的に争う構え。

 訴状によると、母親は平成25年4月、分娩のためこの医院にかかり、出産直後に「カンガルーケア」として分娩室で長男に授乳などをしていた際、医院側が呼吸管理や観察をしなかったため、長男が重度の脳障害を負ったとしている。原告は現時点で160万円の賠償を求め、症状が固定すれば賠償額を確定する。

 カンガルーケアをめぐっては、日本周産期・新生児医学会など8団体が24年10月、新生児の急変に備えるため、新生児蘇生法の研修を受けた医療スタッフを分娩施設内に常置させるなどの注意点を公表。各地でカンガルーケアをめぐる訴訟が相次いでいるが、学会の注意点公表以後のケースでの提訴は初めて。

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