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天王寺動物園がコアラ、キーウィなど8種“リストラ”!?…外国の野生動物入手が難しく、日本在来種など強化

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天王寺動物園がコアラ、キーウィなど8種“リストラ”!?…外国の野生動物入手が難しく、日本在来種など強化

今後補充されないことになったコアラ(天王寺動物公園事務所提供)

 今年開園100周年を迎えた天王寺動物園(大阪市天王寺区)の飼育動物の選定計画を検討していた有識者会議は意見をまとめた。人気はあるが入手が困難な「コアラ」や、同園が日本で唯一飼育している「キーウィ」など8種類の展示をやめ、繁殖に成功しているホッキョクグマや、日本在来種のモグラなどの展示を強化するとした。天王寺動物園は、4月からの新年度中に作成する基本計画に盛り込む方針。

 ワシントン条約の影響で現在、世界中の動物園で外国の野生動物入手が難しくなっている。天王寺動物園では、来園者の減少などで経営のスリム化も求められることから、専門的意見を集めようと、名誉園長の宮下実・近畿大学先端技術総合研究所教授を座長とする有識者会議を設置。昨年10月から動物園の将来像などについて話し合ってきた。

 会議では、現在飼育している約200種類のうち、コアラは新たに入手するのが難しいうえ、エサ代が3頭に対し年間約7400万円かかり、全動物のうち最も高いため、今後補充しないとした。ニュージーランド生息の飛べない鳥キーウィも入手困難のため補充しない。寒冷地域に暮らすオウサマペンギンは、老朽化した施設を改築する際に冷却設備が必要なことなどから、5年をめどにほかの動物園に譲る。

 これに対し、いずれも繁殖に成功しているホッキョクグマやフンボルトペンギンは、展示の改善に取り組む。日本在来種では、ホンドタヌキやコウベモグラなど、都心では珍しいが近畿圏に生息している動物を紹介していく。

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