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「メダカ」と「カダヤシ」は尾びれが違うって知ってた? 淡水魚の見分け方を紹介した図鑑を発行

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「メダカ」と「カダヤシ」は尾びれが違うって知ってた? 淡水魚の見分け方を紹介した図鑑を発行

「くらべてわかる淡水魚」を手に魅力を語る内山さん=田辺市

 川やため池などに生息する国内の淡水魚約120種の見分け方を紹介した図鑑「くらべてわかる淡水魚」(山と渓谷社)が、発行された。和歌山県白浜町在住の自然写真家、内山りゅうさん(52)が撮影。「子供たちが川や淡水魚に興味をもってもらえれば」と話している。

 内山さんは、約15年にわたって紀南地方を中心に国内の川などで、コイやフナ、メダカ、ドジョウ、ナマズ、ウナギといった身近な淡水魚を撮影。淡水魚に詳しい中央水産研究所水産遺伝子解析センターの斉藤憲治主幹研究員が、解説している。

 図鑑では、似通った魚種を並べて、ヒレや模様などの違いが一目で分かるように工夫。ため池や小川などで目にする機会が多い背面からの写真を多く掲載した。

 メダカ(キタノメダカ、ミナミメダカ)は、国の絶滅危惧種に指定されているが、北米産の特定外来生物「カダヤシ」と勘違いされることが多いという。内山さんによると、いずれもほぼ同じ大きさだが、カダヤシの尾びれはメダカより丸みを帯びているため、区別できる。日本の固有種のメダカは、紀南地方では5カ所ほどでしか生息していないという。

 同書は、B5判128ページ。1600円(税別)。

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