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【将棋】
プロ棋士がソフトに先勝「ホッとしています」 電王戦第1局

5人のプロ棋士と5つのコンピューター将棋ソフトによる団体戦「将棋電王戦ファイナル」の第1局が14日、京都市中京区の二条城で行われ、先手の斎藤慎太郎五段が将棋ソフト「Apery」に勝ち、プロ棋士側が好スタートを切った。
斎藤五段の勝利で過去を含めた対戦成績は棋士側の3勝8敗1持将棋(引き分け)に。先鋒として重責を果たした斎藤五段は「準備してきたことは出せた。ホッとしています」。ソフト開発者の平岡拓也さんは「形勢がよくなることはなく、完敗です」と話した。
電王戦は4回目で、団体戦形式は今回が最後となる。第2局は21日、高知市の高知城で永瀬拓矢六段と将棋ソフト「Selene」が対戦する。