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デジタル複製“幻の国宝”蕭白の大作「雲龍図」…京都・天龍寺に奉納

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デジタル複製“幻の国宝”蕭白の大作「雲龍図」…京都・天龍寺に奉納

京都・天龍寺に寄贈された曽我蕭白筆「雲龍図」の複製品=13日午前、京都市右京区(志儀駒貴撮影)

 米ボストン美術館が所蔵し曾我蕭白=しょうはく=(1730~81年)が描いた襖(ふすま)絵「雲龍図」が高精細のデジタル技術で複製され、13日、世界文化遺産の天龍寺(京都市右京区)に奉納された。

 雲龍図は全8面で、並べると幅10・8メートルになる墨絵の大作。大胆な構図と破格の迫力で龍が描かれ、蕭白の奇才ぶりがうかがえる。日本美術の収集家、ウィリアム・ビゲローが持ち帰り、1911年からボストン美術館が所蔵している。

 日本に残っていれば国宝級とされる逸品を、NPO法人「京都文化協会」とキヤノンがデジタルと伝統工芸の技術を融合させて複製。龍にゆかりのある天龍寺を寄贈先に選んだ。一般公開は14日~5月10日。

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