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【世界のミニナビ情報室】スマホで一日1時間以上音楽聴くと聴力損なう? WHO警告

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【世界のミニナビ情報室】
スマホで一日1時間以上音楽聴くと聴力損なう? WHO警告

ヘッドホンをつけてニューヨークを歩く若者。大音量の音楽鑑賞にWHOが警鐘を鳴らしている(AP)

 イヤホンから漏れるシャカシャカ音。電車に乗っていたり、町を歩いていたりしながら、スマートフォンや携帯ツールで音楽に“没頭”している若者は少なくないだろう。そんな彼、彼女らに世界保健機関(WHO)が警告を発した。

 「聴力を損ないたくないなら、音楽鑑賞は一日1時間以内にした方が良い」

 そう、難聴になる恐れがあるというのだ。

 WHOによると、推計で世界の12~35歳の11億人が危険にさらされているといい、スマホだけではなく、大音量で音楽をかける飲食店やイベントに行くのが好きな若者たちに警鐘を鳴らしている。

 担当者は「音楽を楽しむのは良いが、聴力を失う可能性が高まることを知っておくべきだ。一度、そうなれば、将来、二度と元に戻らないことを自覚してほしい」と指摘している。

 総務省が平成25年に行った調査では、10~60代の半数以上がスマホを利用しているとし、前年より20ポイントも増加。中でも20代88%、30代約80%、10代約60%などと若年層のマストアイテムになっている。特にヘビーユーザーの女子高生は、一日平均7時間という民間の調査データもあり、“スマホ中毒”が懸念されるほどだ。

 こうしたスマホ世代の全てが大音量で音楽を聴いているわけではないが、若気の至りが自らの将来の痛手になっては、「後悔先に立たず」。WHOは各国の行政機関に対し、公開の場での音量規制強化を訴えているが、スマホや携帯音楽ツールの利用は「自己責任」だろう。音楽だけではなく、こうした忠告にも耳を傾けてほしいところだ。

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