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「広域連合不参加」を主張してきた奈良の荒井知事、理由は過去の「大阪府に編入時代」の苦労…?

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「広域連合不参加」を主張してきた奈良の荒井知事、理由は過去の「大阪府に編入時代」の苦労…?

 奈良県の荒井正吾知事(70)が6日表明した、関西広域連合への部分参加。これまで一貫して「不参加」の姿勢だったが、この日、3選を目指す知事選(26日告示、4月12日投開票)に向けた自身の政策発表会見の場で突然、観光と文化の2分野への部分参加を明らかにした。広域連合をめぐっては、これまで県議会の特別委員会でも加盟の是非が議論されたが、まとまらなかった経緯もあり、今後の展開が注目される。

 「ちょっと考えに変化したことがあります」

 荒井知事はこの日の会見で広域連合に対する姿勢を問われ、方針転換を切り出した。部分参加を決めたのは「ほんの数日前」といい、広域連合長の井戸敏三兵庫県知事(69)に直接勧められたことがきっかけだったとした。

 荒井知事はこれまでたびたび、奈良が大阪府に編入されていた明治の一時期を持ち出し、「当時は奈良には議席数も少なく、小学校を作るのも大変だった」と指摘。広域連合を「住民の意向から離れた集権的組織で、地方分権に逆行する懸念がある」と批判していた。

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