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【デビュー】慣れぬ社長業、最初の名刺交換も「あ~、どうも」みたいな…元プロバスケ選手・川辺さん

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【デビュー】
慣れぬ社長業、最初の名刺交換も「あ~、どうも」みたいな…元プロバスケ選手・川辺さん

実業家として新たなスタートを切った川辺泰三さん(南雲都撮影)

 プロバスケットボールチーム「大阪エヴェッサ」などで活躍した川辺泰三さん(32)は昨年6月、現役生活に終止符を打ち、実業家として新たなスタートを切った。舞台をコートから結婚式場に移し、「新郎新婦が一生に一度の日を感動できる、最高のおもてなしができれば」と意欲をみせる。チームワークをモットーに「地域に愛される結婚式場」を目指している。

 --家業の結婚式場事業を継ぎ、生活は変わりましたか

 全然違いますよ。毎日していたバスケをほとんどやっていませんし、週1回の休みはあっても、アポ(アポイントメント=面会の約束)が入っていて、ほぼ休みなしです。今、社会人半年ですが、初出勤の次の日から親父(会長)が来なくなり、「おまえの好きなようにしなさい」と引き継ぎもなかった。怖いというか、不安でしたね。その代わり会社の人たちを育て、これからの道筋もつくってくれていたので、すんなり会社になじむことができました。

 --社長として、まずしたことは

 最初の3カ月ぐらいはあいさつ回りばかりで、そのとき名刺交換をしたのですが、両手で受け取ることも「ちょうだいします」という言葉も知らなかったので、「あー、どうも」みたいな感じで手を出した瞬間、一緒にいた支配人が「違います。両手で」と。

 --プロバスケ選手からの転身に迷いはありませんでしたか

 プロになる前から親父との約束で(バスケ選手は)一応30歳までと決まっていたんですけど、30のときはすごくのっていて辞めたくなかったし、31のときも「無理、無理」みたいな。でも僕は4人兄姉の末っ子で、親父も72歳なんでね。母親にも「この会社はあんたが継ぐんやから」と言われて育ったので、おとんやおかんの顔がチラチラ見えてきたときに「僕はバスケに集中できてへんな」と感じました。まだやりたいという気持ちはありましたが…。

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