産経WEST

【関西の議論】国が主催しない「竹島の日」に“無力感”、韓国活動家・街宣車の騒動に“嫌気”…評価の陰で10年目・地元の思い

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【関西の議論】
国が主催しない「竹島の日」に“無力感”、韓国活動家・街宣車の騒動に“嫌気”…評価の陰で10年目・地元の思い

「竹島の日」式典に抗議する韓国の民族団体のメンバー=2月22日、松江市

 松本政務官は式典のあいさつで「竹島は歴史的事実からも、国際法上も明らかにわが国固有の領土であり、竹島問題の解決は主権に関わる極めて重要な課題」と言い切ったが、その後の会見では今後の対応について「諸般の状況を踏まえて検討したい」と慎重だった。また、「未来志向への日韓関係構築に向けて努力していく」と韓国への配慮も忘れなかった。

 式典では別の国会議員から「オールジャバンで竹島を取り戻す」といった威勢のいい声も聞かれたが、国家間の交渉はまったく前進が見られず、会場には冷めた雰囲気も。10回目という節目にも関わらず、式は淡々と進んだ印象だ。

 松江市の無職、鳥谷恒好さん(87)は「閣議決定されている『北方領土の日』と大きな差を感じる。国として『竹島の日』を定め、国内外にしっかりと発信すべきだ」と話す。

周辺騒然、過去最多の街宣車と警備態勢

 一方、日曜の開催ともあって、会場周辺は国内の政治団体などの街宣車が過去最多の約110台も集まり、物々しい雰囲気に包まれた。島根県警は他県警の応援も得て、こちらも過去最多の計740人態勢で警戒にあたった。

 会場に通じる道路では、臨時の柵や車止めなどが設けられ、警察官らが通行する車両を規制。街宣車がスピーカーを大音量にしながら「竹島返せ!」「竹島を取り戻すことがわれわれの悲願である」などと訴えながら周辺を回り、警察官らとにらみ合う光景が見られた。

このニュースの写真

  • 国が主催しない「竹島の日」に“無力感”、韓国活動家・街宣車の騒動に“嫌気”…評価の陰で10年目・地元の思い
  • 国が主催しない「竹島の日」に“無力感”、韓国活動家・街宣車の騒動に“嫌気”…評価の陰で10年目・地元の思い
  • 国が主催しない「竹島の日」に“無力感”、韓国活動家・街宣車の騒動に“嫌気”…評価の陰で10年目・地元の思い
  • 国が主催しない「竹島の日」に“無力感”、韓国活動家・街宣車の騒動に“嫌気”…評価の陰で10年目・地元の思い
  • 国が主催しない「竹島の日」に“無力感”、韓国活動家・街宣車の騒動に“嫌気”…評価の陰で10年目・地元の思い

関連トピックス

「産経WEST」のランキング