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【関西の議論】国が主催しない「竹島の日」に“無力感”、韓国活動家・街宣車の騒動に“嫌気”…評価の陰で10年目・地元の思い

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【関西の議論】
国が主催しない「竹島の日」に“無力感”、韓国活動家・街宣車の騒動に“嫌気”…評価の陰で10年目・地元の思い

「竹島の日」式典に抗議する韓国の民族団体のメンバー=2月22日、松江市

 島根県が条例で定めた「竹島の日」の記念式典が今年も2月22日、松江市で開かれた。式典は今年で10回目で、出席した国会議員からは、条例制定が竹島問題に対する国民世論を喚起してきたことを評価する声が上がった。一方、地元では国の主催での開催が実現しないことや、首相、関係閣僚がいまだに出席しないことなどへの不満も根強い。式典そのものが形骸化し、国内の政治団体や韓国の市民活動家らのパフォーマンスの場ともなっている現状を憂う声もあり、改めて竹島問題への真摯(しんし)な取り組み強化を求める声は大きい。節目となった今年の「竹島の日」を振り返った。(坂田弘幸)

地元の思いと裏腹に

 「政府が日本の領土と言うなら、『竹島の日』を早く国民の日にすべきだ。先生方の言うことと、中身はあまりに違いすぎる」

 式典後の記者会見で、竹島のおひざ元、隠岐の島町の松田和久町長はいらだちを隠さなかった。

 松江市の島根県民会館で開かれた県主催の式典には約470人が出席。溝口善兵衛知事は「政府も竹島問題に本格的に取り組むようになり、竹島問題をめぐる活動は新しい局面に入っている」と国の取り組みに一定の評価を与えたが、韓国が不法占拠する状態が変わらないことには「誠に遺憾である」と危機感を示し、政府に国際社会への積極的な情報発信を求めた。

 政府は、県が招待状を送った首相や外相ら関係閣僚の式典出席を今回も見送り、3回連続で内閣府政務官を派遣。式典には松本洋平・内閣府政務官のほか、与野党の国会議員11人も参加したが、過去最多だった平成25年の20人、26年の17人を下回った。

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