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就活3月解禁 学業優先で3カ月繰り下げで「短期決戦」も…水面下で始まる獲得合戦

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就活3月解禁 学業優先で3カ月繰り下げで「短期決戦」も…水面下で始まる獲得合戦

3月1日の就職活動解禁に向け、決起大会で気勢を上げる近畿大の学生ら=1月10日、大阪府東大阪市の近畿大

 平成28年3月に卒業予定の大学3年生、大学院1年生の就職活動(就活)は前回より3カ月繰り下げとなり、3月1日から解禁される。就活の早期化・長期化による学業への悪影響を懸念した措置で、学生にとっては短期決戦。ただ、景気の回復傾向に伴い学生有利の売り手市場になっていることもあり、企業側はインターンシップなどを通じて採用予定者を囲い込む「青田買い」の動きをみせる。優秀な学生の獲得合戦は水面下で始まっているもようだ。

 今年1月10日、近畿大の東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)。就職戦線に突入する3年生ら学生約2400人が参加して「就職活動決起大会」が開かれた。ボクシング部総監督の赤井英和氏も応援に駆けつけ、鉢巻きを締め、全員で「頑張ろう」を三唱して気勢を上げた。

 就活の「3月解禁」は、政府の要請に伴って経団連が平成25年にまとめた採用活動の指針に基づき、会員企業に要請した。

 今回から、12月解禁だった企業の説明会は翌年3月、面接などの選考開始時期は4年生の4月から8月に変更され、正式内定時期はこれまで通り10月以降の据え置きを順守するよう求められている。近大も新たなスケジュールに合わせ、例年10月に開いていた決起大会を1月にずらした。

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