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【精神科女医のつぶやき】片田珠美(127)小保方さんの場合は誰が? 嘘のかたわらに必ずいる「支え手」

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【精神科女医のつぶやき】
片田珠美(127)小保方さんの場合は誰が? 嘘のかたわらに必ずいる「支え手」

STAP細胞の検証実験に参加するため、理化学研究所に入る小保方晴子氏=平成26年7月2日、神戸市中央区

 STAP細胞の論文不正問題で、理化学研究所が元研究員の小保方晴子氏をES細胞を盗んだとする窃盗罪で刑事告訴することも検討しているという記事を読んで、「嘘つきは泥棒の始まり」という言葉を思い出した。もっとも泥棒になるくらいならまだかわいいもので、ときには「ええかっこしい」のためについた嘘から殺人犯になってしまうことさえあるので、要注意だ。

 1993年1月、フランスで40代の男が妻と2人の子供、そして両親を殺害して、自宅に火を放った。この男は「世界保健機関(WHO)の医師」と自称し、毎日車で国境を越えてWHO本部があるスイスのジュネーブまで通っていたが、実は真っ赤な嘘だった。両親、妻、友人、知人を18年間もだまし続けていたのである。

 彼の人生は、名門リヨン大学医学部に入学するまでは順調だった。だが、ふとしたことで進級試験に失敗してしまった。それでも何事もなかったように講義にだけは出席して、順調に進級しているふりをし続けた。数年後には卒業したふりをして、WHOに医師として就職したように装った。おまけに、国際会議のために世界を飛び回るエリート医師だとだまして結婚した。

 無職の彼に家族を養う多額のお金があったのはなぜか? WHOのエリート医師という信用を武器に自分と妻の両親から金を巻き上げ、その中から適当な金額を給料として引き出していたからだ。芸が細かいのは、WHOに行くと、必ずここの銀行で金を引き出していたことだ。出入記録に残るので、いかにもWHOで働いているかのように見せかけられる。

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