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【浪速風】
4年前の統一地方選は防災が争点だった(2月26日)
阪神大震災20年 西宮中央商店街では5時46分を指したまま止まった時計の前で黙祷が行われた=1月17日午前5時46分、兵庫県西宮市(大塚聡彦撮影)
朝の駅頭に同じ政党の府議、市議が立ち、ビラを配っていた。統一地方選が近づいてきた。大阪では橋下徹大阪市長が提唱する都構想が最大の争点である。4年前を思い出す。直前の東日本大震災で被災地では選挙が延期された。未曽有の大災害の記憶が生々しく、防災が全国的な関心事になった。
▼安倍政権は国土強靱化を掲げる。どのような災害にも被害を最小限に抑え、迅速に復旧・復興できる強さとしなやかさを備えた社会を構築する。それは国の責務であると同時に、地方政治の喫緊の課題でもある。とくに迫る南海トラフ巨大地震への備えは早急に取り組まなければならない。
▼阪神大震災から20年の今年は、教訓を未来に生かす節目である。3月5日に大阪市北区のエルセラーンホールで「関西のあすを考えよう~私たちの暮らしと社会資本の老朽化~」が催される。ぜひ一緒に考えていただきたい。問い合わせは産経新聞社営業局(電)06・6633・9493へ。
