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コンビニでプリカに入金させ現金詐取 新手の特殊詐欺が出現 カード2社が事業一時停止の深刻被害も

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コンビニでプリカに入金させ現金詐取 新手の特殊詐欺が出現 カード2社が事業一時停止の深刻被害も

 コンビニエンスストアに設置され、手軽にチケット購入などができる「マルチメディア端末」を使って金をだまし取る新手の架空請求詐欺被害が増えていることが25日、警察当局への取材で分かった。犯人側がインターネット上で入手したプリペイドカードに電子マネーとしてチャージ(入金)させる手口で、カード会社がプリカへのチャージの停止に追い込まれるなど事態は深刻化。現金自動預払機(ATM)に振り込ませる「オレオレ詐欺」に対する警戒が強まる中、端末を使うことで摘発を逃れる狙いがあるとみられる。

 警察庁によると、まとまったデータはないものの、全国的に発生しているとみられ、担当者は「ここ1、2年で目立ってきている」と話す。一方、大阪府警の管内では平成25年に初めて被害が確認され、26年は約20件に急増。今年も1月に3件発生した。

 同府門真市では昨年11月下旬、30代女性の携帯電話に「アダルトサイトの未納金がある。本日中に連絡がないと法的手続きを取る」とメールが届いた。サイトを利用した覚えはなかったが不安になり、記載された電話番号に連絡すると、アダルト動画サイトの運営会社社員を名乗る男から「このままでは裁判になる。お金はコンビニで支払ってほしい」と告げられた。

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