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パナ乾電池「エボルタ」、英ギネス社60周年記念認定 世界記録の継続が評価

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パナ乾電池「エボルタ」、英ギネス社60周年記念認定 世界記録の継続が評価

パナソニックの乾電池「エボルタ」を搭載して24時間耐久走行に挑戦する車両型ロボット=2009年9月、仏ル・マン

 パナソニックが長持ちするアルカリ乾電池「エボルタ」で英ギネス社から60周年記念認定を受けたことが23日、分かった。平成20年に世界記録に登録された後も記録更新を続けていることなどが評価された。日本国内でほかに認定を受けたのは、レスリング女子で五輪3連覇中の吉田沙保里選手ら個人3人で、企業は珍しいという。

 書籍「ギネス世界記録」の初版出版から今年で60周年を迎えるのを記念して、ギネス社が約4万件の世界記録の中から人類や技術の飛躍を示す象徴的なものを選んだ。

 エボルタは、チタン化合物を増やすなど原材料を見直したほか、製造法を改良することで従来品より10~50%長い持続時間を実現。パナソニックは21年に、仏ル・マンでエボルタを使った車両型ロボットによる「24時間耐久走行」を成功させ、「乾電池を動力にした遠隔操作ロボットの最長走行」で世界記録に認定された。

 25年には東京都内の小学校を利用し、乾電池1本を使う電車の玩具で約5・6キロを走破し、再び世界記録の認定を受けた。

 パナソニックの乾電池の国内シェアは6割以上。国内向けのエボルタは全量を大阪府守口市の工場で生産している。

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