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【関西の議論】「美しい国」下から読むと「憎いし苦痛」 安倍首相〝口撃〟の元民主議員が自民入り 兵庫選出、和歌山所属の“怪”

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【関西の議論】
「美しい国」下から読むと「憎いし苦痛」 安倍首相〝口撃〟の元民主議員が自民入り 兵庫選出、和歌山所属の“怪”

 出席したある衆院議員によると、会場では「自民党は民主党と何ら変わらない原理原則のない党なのか」「二階さんのような手法がまかり通れば、古い自民党の復活としてしか受け取られない」などと反対意見が出されたが、議長役の兵庫県連会長、末松信介参院議員は押し黙ったまま。ようやく最後に「さまざまご意見はあるかと思いますが、谷垣幹事長に一任するということでよろしいでしょうか」と締めくくった。

 数日後、自民党から衆議院に対し山口氏の会派入りが届けられた。

「二階派にあらずば人にあらず」

 ただ、兵庫県連内にくすぶる「反・山口」「反・二階」の感情に配慮してか、山口氏は、二階氏のおひざ元の和歌山県連内の支部に所属するという異例の形で自民党員となった。

 これに対し、地元の兵庫12区の支持者からは「地元の人間は『山口党』という認識。政党がどこでも変わらない」と好意的な反応が寄せられる一方で、「今後は和歌山で出馬するのか」と〝国替え〟と誤解する有権者も少なくない。「結局は与党に入りたいだけ。信念があるのか疑わしい」との厳しい声も上がる。

 思わぬ形で山口氏を受け入れることになった和歌山県連の反応はさまざまだ。ある和歌山県連幹部は「党本部が決めた話で、本部の方から要請があったのでそれに従った形」と話す。和歌山県議は「われわれは知らされていない」とした上で、「和歌山は『二階派にあらずば人にあらず』のところがあるが、不満を述べる人も少なからずいると思う。不透明な部分が多い」と漏らす。

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