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【関西の議論】「美しい国」下から読むと「憎いし苦痛」 安倍首相〝口撃〟の元民主議員が自民入り 兵庫選出、和歌山所属の“怪”

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【関西の議論】
「美しい国」下から読むと「憎いし苦痛」 安倍首相〝口撃〟の元民主議員が自民入り 兵庫選出、和歌山所属の“怪”

 一方、山口氏も自民党本部へ入党届を提出し、兵庫12区の党公認候補の座を争った。結局、両氏に公認は出ず、「勝者が自民党公認」として、全国でも数少ない「与党空白区」を戦うことになった。

 選挙中、麻生太郎副総理とともに戸井田氏の応援演説を行った鴻池氏が「渡り鳥、人気取り、風見鶏は西播磨に不要だ」と山口氏を牽制(けんせい)すると、二階氏も山口氏の集会で「自民党の公認を得るとか得ないとかは大した問題ではない。皆さんの力で公認してください」と演説するなど、中選挙区時代を彷彿(ほうふつ)とさせる〝派閥間闘争〟が展開された。

兵庫県連「猛反発」

 選挙は山口氏が戸井田氏に大差で勝利して5選を果たしたが、入党問題はすんなりとは進まなかった。兵庫県連幹部は「山口氏はもともと民主党に所属しており、敵だった人。主張も違う。県連には絶対に入れないし、拒否してきた」と憤る。

 だが、自民党関係者によると、二階氏は選挙直後の自民党役員連絡会で谷垣禎一幹事長に対して、山口氏らを念頭に「無所属議員の取り扱いをどうする」と迫り、「無所属議員は地域の選挙区で県民、国民の支持を得て当選した。自民党が謙虚になって、『どうぞお入りください』と呼び掛けることが大事だ」と持論を展開したという。

 これに対し、別の関係者は「二階さんは党の要職の総務会長に就いており、力もある。いろいろな方面からプレッシャーをかけていた」と打ち明ける。

 今年1月中旬には、自民党本部で兵庫県選出の国会議員が集まり、山口氏への対応に関して極秘の会議が行われた。

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