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【衝撃事件の核心】「成功率80%の復縁工作」売る探偵社 依頼者の〝ストーカー行為〟でミッション失敗、賠償命令下った顛末

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【衝撃事件の核心】
「成功率80%の復縁工作」売る探偵社 依頼者の〝ストーカー行為〟でミッション失敗、賠償命令下った顛末

 「婚活」に疲れた男女の間で昨今、別れた元交際相手とヨリを戻す「復縁」がブームになっている。女性誌やインターネットでは恋愛コンサルタントが再び相手を振り向かせるテクニックを指南するなど、関連ビジネスも盛況だ。そんな中、ある男性が復縁工作を依頼した探偵会社に損害賠償を求めた訴訟の判決が1月、大阪地裁であった。会社側は「元カノ」の常連店などに〝工作員〟を派遣したがミッションに失敗。男性は結局、ストーカー行為で警察から警告された。判決は、「恋の病」で正常な判断力を失った男性に復縁が可能と誤信させたとして会社側に40万円の支払いを命じたが、男性が支払った依頼料は総額約190万円にも上る。一体どんな工作が行われていたのか-。

「復縁」から「ハニートラップ」まで

 判決によると、原告は近畿地方に住む40代男性。元カノの40代女性とは平成21年から結婚を前提に付き合い始めたが、次第に女性からの連絡が途絶えがちになり、23年に破局した。

 諦めきれない男性はその後もメールや電話でたびたび復縁を持ちかけたが、女性は無視。そこで男性がわらをもつかむ思いで利用したのが、ネット検索で見つけた大阪の探偵会社の無料カウンセリングだった。

 探偵会社の業務内容は、浮気調査やストーカー調査のほか、恋人関係のスムーズな解消を助ける「別れ工作」、恋敵を誘惑する「ハニートラップ工作」など。「復縁工作」も業務の1つで、当時はホームページで「成功率80%」と大々的に宣伝していた。

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