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コンビニ〝外食化〟に戦々恐々 外食各社、目指すは対抗か共存か

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コンビニ〝外食化〟に戦々恐々 外食各社、目指すは対抗か共存か

フジオフードシステムとファミリーマートが東京・池袋に出店した定食店とコンビニの機能を持つ複合型店舗 (フジオフード提供)

 セブン-イレブン・ジャパンなどコンビニエンスストア各社が、いれたてのコーヒーやドーナツなどを販売する“外食化”が加速している。24時間営業や膨大な店舗網で売り上げを伸ばし、外食各社は戦々恐々。節約志向で外食からコンビニに顧客が流れているとの指摘もある一方、あえて外食チェーンがコンビニと手を組む動きもあり、業態の垣根を超えた競争が激化している。

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 セブンの担当者が店内のイートインコーナーに目を向けた。コンビニの一角に、まるでカフェが併設されているような雰囲気だ。セブンは店頭で100円から購入できるいれたてコーヒーを平成25年1月に投入。翌年にローソンとファミリーマートも追随し、爆発的ヒットとなっている。

 さらにセブンは専用ケースでのドーナツ販売(100円から)も始め、27年8月までに1万7千店に導入する。「販売は順調」(担当者)で、他のコンビニも本格展開を検討している。

 コンビニは原則24時間営業と膨大な店舗網が強み。食品加工などでもメーカーの協力が得やすく、外食各社には脅威だ。業界関係者は「昨年4月の消費税増税で消費者は節約志向を強めている。ぜいたくな外食から割安感のあるコンビニに流れている」と指摘する。

 こうした中、ライバル同士の外食とコンビニが協業するケースも出てきた。

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