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温泉街の景観回復へ復興協議会 火災の兵庫・城崎温泉 

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温泉街の景観回復へ復興協議会 火災の兵庫・城崎温泉 

城崎温泉火災の被災者を支援するために設立された「城崎温泉火災復興協議会」の設立総会=豊岡市城崎町

 1月3日に発生し、木造の店舗兼住宅など12棟が全半焼、住民2人が死亡した兵庫県豊岡市の城崎温泉街の大火事で、被災者と町内会や商工会、消防団関係者ら近隣支援者が11日、同市城崎町桃島の市城崎支所で、「城崎温泉火災復興協議会」を立ち上げた。

 協議会は被災建物の早期復旧と城崎温泉街の景観回復に、会員らが一致団結して取り組む。初会合では、協議会が地権者の委任を受け、被災建物の一斉撤去と敷地、および境界の確定作業を進めることを決めた。

 協議会(会員30人)には被災者ら約25人のほか、豊岡市の担当者、専門アドバイザーとして弁護士や土地家屋調査士らが出席。会長に飲食店経営、細田孝夫さん(49)を選んだ。

 議事では、義援金は町並み復興のための建物解体や測量、境界確定などに充当するとの説明があった。さらに早期再建と土地利用を進めるため、協議会が主体となった被災建物の撤去と敷地、および境界の確定作業に取り組むことが「解決までの時間を短縮できる唯一の道」としている。

 細田会長は「協議会設立は復興・復旧の第一歩。今後とも高いハードルを乗り越えていかなくてはならないが、みんなで力を合わせて頑張っていこう」と被災者に呼びかけた。

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