産経WEST

【和歌山小5刺殺】3本の押収刃物は刃渡り40センチ…大型で特殊形状、高い殺傷能力 ネットで購入か

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【和歌山小5刺殺】
3本の押収刃物は刃渡り40センチ…大型で特殊形状、高い殺傷能力 ネットで購入か

殺人容疑で逮捕された中村桜洲容疑者

 和歌山県紀の川市後田(しれだ)の空き地で市立名手(なて)小5年、森田都史(とし)君(11)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された中村桜洲(おうしゅう)容疑者(22)宅から押収された刃渡り約40センチのなたのような刃物は、一般のホームセンターでは取り扱っておらず、店頭での入手が困難なものであることが9日、捜査関係者などへの取材で分かった。特殊な形状で殺傷能力が極めて高いタイプとみられる。

 中村容疑者がインターネットを通じて購入した可能性が高いとして、和歌山県警岩出署捜査本部は、自宅から押収したパソコン2台の閲覧履歴を解析、入手経路の解明を進めている。

 押収された刃物は3本で、いずれも刃渡り約40センチで厚さ最大約1センチもある大型。うち2本の先端はとがっており、残り1本はやや丸みを帯びている。県内のホームセンターや刃物を扱う金物店によると、通常のなたは刃渡り15~25センチほどで、押収された刃物と同様の形状のものは通常、店頭で販売していないという。

 一方、刃物は新しいものではなく、中村容疑者が以前から所持していたとみられる。いずれの刃物にも血痕は確認されていないが、捜査本部は血液反応の有無を含め鑑定を急いでいる。刃物を丁寧に洗えば血液反応が出ないケースもあり、中村容疑者が事件後に洗い流して証拠隠滅を図った可能性もあるとみている。

 中村容疑者宅では、玄関のくつ箱の扉から森田君のDNA型と一致する血痕が見つかり、ほかにも自宅の数カ所から血痕や血液反応が出ている。中村容疑者はこれまでの調べに「殺していない。男の子(森田君)を見たこともないし、知らない」と容疑を否認している。

「産経WEST」のランキング