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【経済裏読み】韓国で家族間凶行が多発 背景に“経済苦”…「怒り抑えられない病」3割増で殺伐とした社会に

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【経済裏読み】
韓国で家族間凶行が多発 背景に“経済苦”…「怒り抑えられない病」3割増で殺伐とした社会に

大規模テロに備えて訓練を行う韓国警察の特殊部隊員。犯罪や事故から市民を守る職務は広がるばかりで、責任も重くなっている(AP)

 韓国で年明けから、民家に立てこもった男が人質を殺すなど凄惨な事件が多発している。注目を集めているのは、こうした事件が家族の間で起きている点だ。韓国メディアによると、殺人や暴行、脅迫などにかかわる家族間事件の件数は2010年から3年間で約2割も増えていることが分かった。事件の背景について、韓国経済の閉塞感を挙げるメディアが目立ち、家族のあり方も改めて問われている。

人質の娘を殺害…それでも「私も被害者」の言い分

 ソウル郊外の京畿道安山市の民家で1月13日に起きた人質事件。40代の男が、別居中の妻の連れ子、元夫ら4人を人質にとり、妻を呼び出すように要求して、立てこもった。

 聯合ニュースによると、警察が強行突入して男を取り押さえたが、元夫はすでに凶器で刺殺された状態で見つかった。妻と元夫との間で生まれた次女も刺され、血を流し倒れた状態で見つかり、病院に運ばれたが間もなく死亡。妻も1月8日に、男による暴力でけがをして、警察に相談していたことが明らかになった。

 殺人容疑などで逮捕された男は報道陣に対して、「私も被害者だ」と主張。娘の死亡は「警察のミス」「母親の陰謀」などと訴えたという。

 1月以降に起きた痛ましい事件は、これだけではない。

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 中央日報(電子版)によると、妻の離婚要求を受けて、自分の11カ月の娘を監禁して「殺す」と脅迫して男が捕まったほか、自分の妻と2人の娘を絞殺して逃走した男が逮捕された。

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