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【衝撃事件の核心】「つまようじ少年」逮捕劇の一部始終…GPS追跡「米原駅着」捜査員は5分間に勝負をかけた

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【衝撃事件の核心】
「つまようじ少年」逮捕劇の一部始終…GPS追跡「米原駅着」捜査員は5分間に勝負をかけた

建造物侵入の疑いで逮捕され、移送される無職少年(中央)=1月18日、JR品川駅

 店頭のスナック菓子につまようじを刺したとみられる動画をインターネットに投稿したなどとして、東京都三鷹市に住む19歳の少年が警視庁に逮捕された事件。少年は「全力逃走中」「超余裕」などと挑発的な動画を投稿しながら逃走を続け、東京から約500キロ離れた滋賀県米原市のJR米原駅でついに身柄を確保された。日曜日の早朝ということもあり、警視庁からの連絡を受けて滋賀県警が動員ができた警察官はわずか7人。しかも、停車時間「約5分間」という限られた時間のなかでの“大捕物”だった。(桑波田仰太、和野康宏)

GPS追跡「滋賀で確保」と要請

 「建造物侵入容疑で指名手配した少年が、米原駅に午前7時29分着の大垣発加古川行きの下り普通電車に乗っている可能性が高い。滋賀で確保してほしい」

 1月18日午前7時過ぎ、少年の動きをGPSで追跡していた警視庁少年事件課から滋賀県警通信指令室に連絡が入った。通信指令室がすぐにこの内容を、米原駅を管内に持つ米原署に伝えると、署内に緊張が走った。

 「すぐに駅に行け!」

 当直長が署員らに叫んだ。同署は全署員が69人しかおらず、県内でも小規模の警察署。この日は日曜日の早朝だったため、6人が当直勤務にあたっていた。

 電車の到着時刻まで30分もない。細かい指示を出すより、とにかく現場到着が最優先だ。素早く3人の署員が、警察署の玄関前に止めていた捜査車両に乗り込み、同署から約500メートル離れた米原駅に急行した。

 3人が現場に到着すると、駅前交番の勤務員2人と駅ホームで合流。総勢5人で駅を警戒することになった。

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