産経WEST

【経済裏読み】USJに負けへん! V6岡田が老舗遊園地「ひらパー」園長就任のワケ…進退かけた「100万人」達成へ

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【経済裏読み】
USJに負けへん! V6岡田が老舗遊園地「ひらパー」園長就任のワケ…進退かけた「100万人」達成へ

夏場に活躍した晴れ乞いをする岡田園長の像。現在はバックヤードで保管されている

 ただ、「ひらパーに来ても岡田さんはいない」と思われたためか、1年目の入園者数は95万人と「100万人の壁」を超えることはできなかった。このため、スタッフが知恵を絞って打ち出したのが新園長への就任だった。そして、「入園者100万人を達成できなければクビ」という設定にした。

 ノルマ達成のため、新園長が数々の改革を仕掛けるストーリーにし、「岡田さんの力になりたい」というファン心理を刺激し、新たな客層を開拓する戦略が功を奏した。

金を使わない改革

 「有名テーマパークのように大型投資に踏み切る余裕のないなか、最小限の投資で最大限の効果を得るには知恵を絞るしかない」

 今回の抜擢人事に伴い園長から“降格”してしまった岡本敏治園長代理は、こう話す。

 遊園地やテーマパークでは最近、大型投資による派手なアトラクションで注目を集める傾向が強まっているが、アイデアを凝らしたソフト面を重視するのがひらパー流だ。

 そもそも岡田さんをイメージキャラクターに採用できたのも、ひらパー関係者が「枚方出身の岡田さんがひらパー兄さんをやりたいと発言していた」と聞きつけたのがきっかけだ。

 パーク側は「だめでもともと」と岡田さん側にひらパー兄さんへの就任を打診したところ“意外にも”快諾。岡本園長代理は「交渉は難航すると思っていましたが、地元・枚方の力になりたい、と力強い応援をいただいた」。CMでは「~でおま」という極端な関西弁のユニークなキャラクター設定にし、2年目には岡田園長が誕生。「新園長のおまフェスト」を掲げ、4段階にわたって園長改革に乗り出すなど演出にこだわった。

関連トピックス

「産経WEST」のランキング