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【橋本奈実の芸能なで読み】“愛され男子”満島真之介 姉・ひかりと若松・蜷川の2巨匠を語る

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【橋本奈実の芸能なで読み】
“愛され男子”満島真之介 姉・ひかりと若松・蜷川の2巨匠を語る

インタビューに答える満島真之介=大阪市北区(松永渉平撮影)

 大半の姉弟は、一緒に青春時代を過ごす。「あの時の時間を神様が今、つくってくれたのかなと。この舞台の期間、姉ちゃんと一緒に同じゴールに向かって走ることができる。離れていた分、何倍もうれしいんですよ」と目を輝かせた。

 平成元年、沖縄生まれで祖父は仏系米国人。高校卒業後に上京し、保育士のアルバイトや映画の演出助手を経験。「役者になろうとは思わなかった。芝居を見るのも、出るのも興味なかったから。でも人は大好きなので関わりたくて…」

 自転車で日本一周の旅に出た。約200日の旅。残り2週間で仙台に着き、あと600キロでゴールの東京というときに、目がくらむような朝日を見た。「地面から血が沸騰するような感覚になって。何かを表現をしなきゃ、と、公衆電話から今の事務所に電話をしていた」と笑った。

 元気の源は、空を見ること。果てなく続く空を見ていると、その先に続く国々を思い、さらには子供の頃に初めて水や木々など自然に触れた喜びや感覚が蘇るという。「人が作れないものが“自然”。故郷の沖縄や日本一周でも感じましたが、日本って緑と青の自然に囲まれた国なんですよ。誇るべきことです」

 常に空を見ていると、建物の中にいても「この天井の上には空が広がっていると感じられる」。このほど生涯の伴侶を得た“愛され男子”。その真っすぐさで、多くのファンを魅了していくだろう。

橋本奈実(はしもと・なみ) 橋本奈実(はしもと・なみ) 産経新聞大阪文化部記者。サンケイスポーツ大阪編集局運動部でゴルフやサッカー、同文化報道部で音楽、宝塚歌劇団担当などを経て現在、映画、歌劇などの取材を行っている。

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