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堺屋太一氏発案の「道頓堀プール」計画断念 計画縮小も資金不足

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堺屋太一氏発案の「道頓堀プール」計画断念 計画縮小も資金不足

 大阪・ミナミの道頓堀川に全長約800メートルのプールを設置する「道頓堀プール」について、準備会社が計画を断念したことが30日、関係者への取材で分かった。道頓堀川開削400周年にあたる今年6月の開業を目指していたが、設置費約30億円の資金集めが難航したほか、川で運航する観光船業者との調整がつかず、会社側が29日に出資者らに計画断念を伝えた。

 計画は大阪府市特別顧問で内閣官房参与の堺屋太一氏が発案した。テント生地で造った箱形プールを川に係留する方式を想定し、地元商店会関係者らが1400万円を出資、平成25年4月に会社が発足した。

 だが、運営企業が見つからず、昨年10月に当初計画の10分の1規模に縮小した約80メートルで今年8月に開業する方針に変更。資金繰りもつかず、プール設置で運航できなくなる観光船業者との調整がつかなかったため、大阪市は今月、会社が提出していた河川の占用許可申請を不許可とした。

 会社は、別の400周年記念イベントを検討する。

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