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【大阪国際女子マラソン】Qちゃんも有森も「大阪」を糧に飛躍した…世界へ飛び出せネクストヒロイン「東京五輪」見据え健闘

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【大阪国際女子マラソン】
Qちゃんも有森も「大阪」を糧に飛躍した…世界へ飛び出せネクストヒロイン「東京五輪」見据え健闘

 5年後の東京五輪で日の丸を背負う若手選手の育成を目指し、「第34回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、日東電工協賛)で新設された「ネクスト ヒロイン」枠の10人は、城戸智恵子(24)=キヤノンAC九州=が5位、奥野有紀子(22)=京都産業大=が8位に入賞するなど健闘した。シドニー五輪金メダルの高橋尚子さん(42)やバルセロナ、アトランタの両五輪でメダリストとなった有森裕子さん(48)も大阪でデビューし、その経験を糧に大きく成長した。大舞台での貴重な経験を胸に、次世代のエースたちの世界での活躍が期待される。

 マラソン初挑戦で2時間29分8秒と大健闘した城戸だったが、レース後は「まだまだだなと思いました」と苦笑いした。

 事前の計画どおり、序盤は積極的な走りで先頭集団、第2集団につくことができた。だが終盤にかけて失速。一時は、3位に入った重友梨佐(27)=天満屋=を視界の先に捉えたが、「ペースダウンして私の方が離れてしまった。30キロ以降は足が動いていないかった」と悔しそう。それでも衛藤道夫監督は「いい失敗ができた。追い求めてくきっかけになった」と前向きに受け止めている。

 高校卒業後には一度陸上から離れ、地元のパン屋でアルバイトをしていたこともある。それでも走ることをあきらめきれなかった。「もう一度日本のトップを目指す」と、陸上の世界に戻ってきた。

 「まだまだ力不足だということが分かった。またトレーニングして頑張りたい」。5年後を見据える視線は力強い。

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