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【大阪国際女子マラソン】「全部出し切った」京産大の奥野、大学生トップの8位入賞

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【大阪国際女子マラソン】
「全部出し切った」京産大の奥野、大学生トップの8位入賞

 次代を担う1人に名乗りを上げた。ネクストヒロイン枠で出場した京産大の奥野有紀子が大学生では最高の8位入賞。初めての42・195キロを駆け抜けると、膝から崩れ落ちた。「もう全部出し切った。走り切れたことが収穫です」とあどけない顔をほころばせた。

 第1集団に遅れて一人旅となったが、153センチの小柄な体をめいっぱい使って前に進んだ。練習を含めて未知の領域の30キロを過ぎると「33、34キロくらいから一気に足が動かなくなった」という。

 目標には3分近く届かなかったが、2時間32分41秒でゴール。「早い段階でマラソンを経験できて、これからの競技人生に生きる」と手応えを口にすれば、京産大の伊東監督も「一つのきっかけをつかめば、もっと戦える」と期待を隠さない。

 大学3年で長距離に転向したばかりで、伸びしろは十分。春からは資生堂に進み、本格的にマラソンに取り組む。脳裏には、2020年東京五輪もちらり。「まだまだ五輪のレベルにはほど遠いけれど、5年後には…」。希望を胸に、22歳の挑戦は始まったばかりだ。(坂井朝彦)

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