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【大阪国際女子マラソン】3連覇狙うガメラ、後半に勝負 対抗馬の筆頭は重友、復活に期待

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【大阪国際女子マラソン】
3連覇狙うガメラ、後半に勝負 対抗馬の筆頭は重友、復活に期待

 「第34回大阪国際女子マラソン」(大阪市・ヤンマースタジアム長居発着)は25日に号砲を迎える。有力選手は24日、大阪城公園周辺で早朝や昼にランニングを繰り返し、入念に最終調整を行った。

 大会独自の育成枠として新設された「ネクスト ヒロイン」枠で出場する城戸智恵子(キヤノンAC九州)ら若手ランナーの走りに注目が集まる一方、日本陸連ナショナルチームのメンバーである重友梨佐(天満屋)や渡辺裕子(エディオン)らの復活劇にも期待がかかる。

 今夏の世界選手権(北京)の代表は今大会と昨年11月の横浜国際、今年3月の名古屋ウィメンズの日本人上位選手を中心に最大3人が選ばれ、世界選手権で8位以内に入った日本人最上位は2016年リオデジャネイロ五輪代表に決まる。

 レースはガメラの3連覇を日本勢が阻止できるかが最大の焦点になる。ガメラは「先頭集団のペースが速ければ、無理についていくことはしない」と宣言しており、これまで同様に後半型のレースを展開していくことは確実だ。

 対抗馬の筆頭格は重友か。前回大会同様にペースメーカーが走らない今大会。3年前の優勝タイムである2時間23分23秒のような記録を狙うなら、序盤から5キロあたり17分0秒前後で走る必要があるが、前回は中盤以降に足が動かなくなった経験があり、それが心理面にどう影響するか。復活への足掛かりとして、まずは2時間25分台が目安になりそうだ。

 当日の大阪市内は晴れの予報でコンディションは良い。前回は12位だった渡辺は昨夏から体重を5キロ落とし、体を絞り込んできた。自己ベストである2時間25分56秒の更新は十分に可能だ。佐倉アスリート倶楽部の小出義雄代表に鍛えられてきた永尾薫(ユニバーサルエンターテインメント)や初マラソンに臨む城戸も25分台を狙える力はあるだろう。

 大学生の中では、春からの実業団入りが決まっている奥野有紀子(京産大)と田山絵理(大東大)に期待がかかる。2人ともハーフマラソンの記録が1時間12分台のため、2時間30分前後で走れる力はある。前回大会で当時佛教大4年の前田彩里(ダイハツ)が後半に力を発揮して4位に食い込んだように、中盤まで安定したラップを刻んでいくことが大事になる。(丸山和郎)

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