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【大阪国際女子マラソン】「小さいけど負けない」小柄な日本ランナーの挑戦、25日号砲

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【大阪国際女子マラソン】
「小さいけど負けない」小柄な日本ランナーの挑戦、25日号砲

 25日に号砲を迎える「第34回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、日東電工協賛)では小柄なランナーにも注目だ。大会3連覇を狙うタチアナ・ガメラ(ウクライナ)は身長が170センチあるが、日本陸上競技連盟のナショナルチームのメンバーでもある渡辺裕子(27)=エディオン=は151センチで、「ネクスト ヒロイン」枠で初マラソンに挑む奥野有紀子(22)=京産大=も153センチ。体は小さくても体幹トレーニングや筋力トレーニングを積極的に取り入れながら、日の丸を背負う姿を夢見て走っている。(丸山和郎)

他選手は風よけに

 前回大会で12位と不本意な成績だった渡辺は実業団選手の中でも特に小柄だが、ストライド(歩幅)の大きな走りが特徴だ。ストライド走法はアテネ五輪金メダルの野口みずき(シスメックス)の武器でもあるが、野口も150センチながら、身長とほぼ同じ長さの力強いストライドで、世界の頂点に上り詰めた。

 ストライドを伸ばすためには足腰の筋力強化が欠かせない。渡辺は練習の後の縄跳びを日課にしているほか、昨年から新たにメディシンボールを使ったトレーニングを採用し、とくに臀部(でんぶ)の強化を意識。「体は小さくても、大きな選手を風よけにできるのでいい。不利に思ったことはない」と笑顔をみせる。

野口目指し筋力UP

 大学生ランナーの奥野も小学6年のときに野口の金メダルをテレビで見て、マラソン選手にあこがれを持った。その年の9月に京都のクラブチームで練習していたときに、野口と会う機会に恵まれ、「身長が同じぐらいだね。頑張って」と声をかけられたのを鮮明に覚えている。

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