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「エルトゥールル号」遭難事故テーマに映画 トルコ人俳優が慰霊碑に献花 和歌山・串本町

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「エルトゥールル号」遭難事故テーマに映画 トルコ人俳優が慰霊碑に献花 和歌山・串本町

慰霊碑に献花をする俳優のエジェさん(手前)=和歌山県串本町

 トルコ軍艦「エルトゥールル号」の遭難事故をテーマにした映画撮影が行われている和歌山県串本町で、トルコ人の俳優が20日、同町樫野の慰霊碑を訪れて献花を行った。

 トルコの人気若手俳優、ケナン・エジェさんら11人は、慰霊碑前で黙祷(もくとう)をささげた。映画でエ号乗組員の若手リーダー役を演じるエジェさんは「両国にとって意義のある映画に出演することができて幸せ。さらに両国の友好関係を深める作品をつくりたい」と意気込みを語った。

 映画は東映の製作・配給で、タイトルは「海難1890」。主演は内野聖陽さん、ヒロインは忽那汐里さんが務める。ストーリーは、500人以上が犠牲になったエ号遭難事故(1890年)で紀伊大島の人々が乗組員69人を救出。95年後の1985年には、イラン・イラク戦争でイランに取り残された日本人をトルコ政府が救難機で救出した出来事を中心に、両国民の心のふれあいなどを描く。

 撮影にあたって内野さんは「歴史的な実話を映画化することは意義がある」とし、忽那さんは「トルコとの助け合いの歴史について、映画を通してお互いに確かめ合う象徴となる作品になれば」とコメントした。

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