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【デビュー】星組でサザエさん波平を…ジェンヌから撮る側に 写真家「かりん」さん

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【デビュー】
星組でサザエさん波平を…ジェンヌから撮る側に 写真家「かりん」さん

四方花林さん

娘役なのに、ハゲのおじちゃんの役を演じたんです。背の低い娘役はおじちゃんを、背の高い男役は女性を演じることになっていて…。この役を嫌がる人が多いと思うのですが、私はサザエさんの波平さんのようなカツラで、頭には髪の毛で作ったヘリコプターをつけて、ちょこんとしたひげもつけて、一番楽しかった。

 --宝塚歌劇団のイメージとはかけ離れた役ですね

 ハゲのおじちゃん役が楽しいという風に思える正統派ではない点が、逆に宝塚に入れた理由なのかな、なんて思いました。宝塚音楽学校の最終面接で、面接官を笑わせたんです。話し方も独特だから、個性でとってもらえたのかな、と。

 --タカラジェンヌとして活躍中、写真撮影を始めて、写真家への道を決意したそうですね

 平成23年くらいから、宝塚歌劇団のポスターを自分で撮ってみたいと思うようになりました。それで、宝塚歌劇団に在籍しながら、知り合いの写真家の撮影を見たり、自分自身を撮影したりするようになりました。やりたいことを見つけると、すぐ進んでしまう性格なので、宝塚が嫌とかじゃなかったんですが、ためらいもなく退団して写真家の道を歩もうと決めました。やりたいことがあるなら宝塚を辞めてもいいと思いました。こんな素晴らしいところをやめるので、何か違う形で宝塚や自分のファンに恩返しがしたいと思い、退団後、3年以内に写真家として有名になるという目標を掲げました。

       文  芦田彩

 ■プロフィル  平成2年、神戸市東灘区生まれ。中学2年のときに宝塚歌劇団の舞台を見て、タカラジェンヌになると決意。2回目の受験で合格し、宝塚音楽学校に94期生として入学した。芸名「ひなたの花梨」として20年3月にデビュー。星組で活躍した後、24年8月に退団。本名「四方花林」名義で写真家に転身した。現在は、京都市中京区の伊右衛門サロン京都で関西初の個展「京都に恋した、、、旅のはじまり。」を開催中(2月28日まで)。

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