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【佐賀県知事選】山口氏「佐賀のことは佐賀で」…地方vs中央の構図が奏功、オスプレイ計画などに暗雲

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【佐賀県知事選】
山口氏「佐賀のことは佐賀で」…地方vs中央の構図が奏功、オスプレイ計画などに暗雲

当選から一夜明けて、報道陣の取材に応じる山口祥義氏=12日、佐賀市内

 11日投開票の佐賀県知事選は、当初劣勢が予想された元総務官僚の山口祥義氏(49)が、安倍晋三政権の全面支援を受けた前武雄市長の樋渡啓祐氏(45)に「逆転勝利」した。山口氏は選挙戦で「佐賀県のことは東京ではなく佐賀で決める」と樋渡氏との路線の違いを強調し、これが奏功した。ただ、佐賀県は新型輸送機オスプレイの佐賀空港配備など国と県の連携が不可欠な重要課題を抱えており、山口新知事の下で遅滞が懸念される。(大森貴弘、奥原慎平)

 「(前知事の)古川県政について、オスプレイ配備も含め、自分の目ですべて再点検したい。佐賀県のことは佐賀県で決める」

 山口氏は一夜明けた12日午前、佐賀市内の選挙事務所で報道陣の取材に応じ、こう語った。

 自民党本部と官邸は樋渡氏の擁立を主導し、自民、公明両党が推薦した。これに反発する佐賀県議や県内首長の一部、地元農協が対抗馬として山口氏を擁立し、県内選出の民主党国会議員や労働組合も支援に動いた。

 山口氏の出馬表明は告示9日前と出遅れたが、「地方vs中央」というわかりやすい構図を訴える戦略で支持拡大を図った。

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