産経WEST

【軍事ワールド】止まらぬ軍事汚職は「韓国のコンプレックス」の現れ?…国産兵器にこだわり業者と癒着、摘発の“大なた”も効果のほどは

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【軍事ワールド】
止まらぬ軍事汚職は「韓国のコンプレックス」の現れ?…国産兵器にこだわり業者と癒着、摘発の“大なた”も効果のほどは

不良が続出したK-2戦車の完成予想図。実車は多くの新装備が不具合で省かれた(hyundai rotemのHPより)

 韓国では海軍救難艦「統営艦」に軍用ソナーではなく魚群探知機が積まれていたことが発覚したのを機に、軍・防衛事業庁の装備品納入を巡る不正や汚職が次々と明らかになっている。世論の沸騰で過去の不正も蒸し返され、朴槿恵(パク・クネ)政権が提案した兵器開発関連予算案は国会を通らず、兵器予算は大幅削減。海軍トップの総長も更迭が予想される事態となっている。業者との癒着や汚職蔓延(まんえん)の背景には、兵器の国産化にこだわる「韓国のコンプレックス」も指摘される。(岡田敏彦)

“マグロ艦船不正”に司直のメス

 軍用ソナーの代わりにマグロ漁船用の魚群探知機を搭載していたとして問題になった統営艦。納入業者はソナー代金として国から41億ウォンを受け取りながら、実際には2億ウォン(約2160万円)の探知機を納めていたことが昨年11月に発覚したことは以前の本稿で伝えた。

 しかし問題はこれだけでなく、司直のメスが入った結果、軍の上層部が関与した汚職事件の構図が浮かび上がってきた。

 中央日報(電子版)など現地メディアによると、キーマンは防衛事業庁に所属していた元海軍中佐。ソウル中央地検の調べでは、この中佐が現役時に魚群探知機(ソナー)の業者の社員(39)から、自社製品を海軍軍艦に採用してほしいと頼まれ、約5億1千万ウォン(5500万円)の賄賂を受け取っていた。また中佐は統営艦のウインチ納入に関しても他の業者から1億ウォン(1080万円)を受け取っていたという。

国産に固執、戦車も銃も「落第」品…さらにインチキ「性能基準を下げた」

このニュースの写真

  • 止まらぬ軍事汚職は「韓国のコンプレックス」の現れ?…国産兵器にこだわり業者と癒着、摘発の“大なた”も効果のほどは
  • 止まらぬ軍事汚職は「韓国のコンプレックス」の現れ?…国産兵器にこだわり業者と癒着、摘発の“大なた”も効果のほどは

関連トピックス

「産経WEST」のランキング