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むしろ乗り得? 引退直前トワイライトエクスプレス954分遅れで特急料金払い戻し! 走行3日目にして大阪に到着

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むしろ乗り得? 引退直前トワイライトエクスプレス954分遅れで特急料金払い戻し! 走行3日目にして大阪に到着

平成27年3月のダイヤ改正で廃止される「トワイライトエクスプレス」=大阪市淀川区(大竹直樹撮影)

 6日昼すぎに札幌駅を出発した豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」が強風のため954分(約16時間)遅れの8日早朝に大阪駅に到着していたことが、JR西日本や東日本への取材で分かった。乗客は車内で2晩を過ごし、3日目にしてようやく目的地にたどり着いた形だ。国内最長の約1500キロを走破する同列車は今年3月に引退することが決まっており、廃止前に少しでも長く乗っていたかった鉄道ファンにとっては、むしろ“乗り得”となったかもしれない。

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 列車は6日午後2時5分に札幌駅を出発。本来は約22時間後の翌7日の午後0時53分に大阪駅に到着する予定だったが、強風のJR羽越線で大幅に遅れ、8日午前4時47分に到着した。特急料金は払い戻しとなった。JR西の担当者は「2晩かけての運行は珍しい」と話している。

 JR東の秋田支社や新潟支社によると、秋田県にかほ市の象潟(きさかた)駅で一時運転を見合わせ、458分(約7時間半)遅れで出発した。その後も遅れが拡大し、7日午後3時ごろには、新潟県村上市の村上駅で乗客全員にミネラルウオーターとパンの缶詰が配られた。

 平成元(1989)年に登場したトワイライトエクスプレスは、フランス料理を楽しめる食堂車などを連結した人気列車。廃止が決まってからは満席の状態が続き、特急券・寝台券は「プレミアチケット」になっている。気象条件の厳しい日本海側を走るため運休となる場合も多いが、今回のように大幅に遅れながら、最後まで運行されるケースは珍しいという。

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