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【経済裏読み】儒教の国・韓国の老人への優しさ度は「世界50位」の低ランク…子供に貢いでも捨てられる「新・姥捨」

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【経済裏読み】
儒教の国・韓国の老人への優しさ度は「世界50位」の低ランク…子供に貢いでも捨てられる「新・姥捨」

ウォン高で製造業が苦しみ株価に下押し圧力のかかる韓国市場。株価が低迷すれば、資産も増えにくい(AP)

65歳超え求人者…「顔も見てくれない」

 高齢者の所得不安の背景には、経済の構造的な問題がある。

 職もないし、金もない-。AFP通信は韓国の定年退職した一般的サラリーマンの窮状をこう伝えた。

 韓国が年金制度をスタートしたのは、ソウル五輪が開催された1988年。歴史は浅く、65歳以上の人の3分の1程度した年金を受給しておらず、受給額も少ない。

 AFPが「まだ恵まれている」と紹介したソウル市内に住む元製造系エンジニアの男性(69)のケースでは、年金の月額受給額は59万ウォン(約6万2000円)だが、妻と2人でいまの生活を続けるには200万ウォンは必要。4人の子供の教育費のため預金はほとんどなく、職探しで紹介された仕事の月収はエンジニア主任だったころの4割にも満たなかった。

 韓国では正社員でも、45歳過ぎから肩たたきが始まり、50歳半ばまでに多くが会社を去る。年金がなくても、再就職先を見つけることで、70過ぎまで食いつないできたのが韓国のサラリーマンだった。

 ところが、このシステムにひびが生じている。AFPは「高齢者が警備員の仕事などの仕事を見つけるのは昔は簡単だったが、いまは65歳を超えていたら顔もみてくれない」との70代の男性に声を紹介した。

「儒教の国」の親への思いは?

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