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【関西の議論】議場に日の丸を…6年越しに条例で「国旗掲揚」を定めた“革新の街”宝塚市の事情

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【関西の議論】
議場に日の丸を…6年越しに条例で「国旗掲揚」を定めた“革新の街”宝塚市の事情

議長席の上に国旗と市旗が掲げられた兵庫県西宮市議会の議場。お隣の宝塚市議会でも国旗の掲揚が決まった

 兵庫県宝塚市議会で平成26年12月18日、議場に国旗と市旗を掲揚する条例案が賛成多数で可決された。11年8月の国旗国歌法成立以降、地方議会への国旗掲揚の動きが加速しているが、同市のように条例で明文化するのは珍しいという。同市では過去に市立小学校の入学式で6年生のほぼ全員が国歌斉唱時に着席するという“事件”があり、これをきっかけに、市議会の主導で学校や公共施設での国旗掲揚・国歌斉唱に関する条例制定を目指したが、革新系の地盤の厚い地域で反発も強く、6年越しでようやく決着した。この間、市は静観に近い状態だったという。条例制定はどういう経緯をたどったのか。(竹内一紘)

市議が起案

 宝塚市議会で最初に国旗掲揚を定めた条例案が提出されたのは23年9月。起案したのは、保守系会派の大川裕之市議で、議場に加えて市立学校や消防署などの市の施設に国旗を掲揚し、さらに市立学校教員を含めた市職員が国歌を起立して斉唱する-とした内容だった。

 大川市議によると、20年4月、市立小学校の入学式で式に参加した6年生のほぼ全員が国歌斉唱時に着席するということがあった。この“事件”を受け、個人の思想と、行事などでのマナーを区別して考えることを子供に示すため、大川市議らが条例案を提出したという。

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