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【連続テレビ小説 マッサンの舞台裏】ついに舞台は北海道 きれいごとではない「フロンティア精神」

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【連続テレビ小説 マッサンの舞台裏】
ついに舞台は北海道 きれいごとではない「フロンティア精神」

北海道・余市でスコットランドそっくりの川を見つけ、はしゃぐマッサン

 「マッサン」は年始から、亀山早苗さんとエリーの嫁姑関係がどうなるか、マッサンと鴨居欣次郎さんがどう別れるか、という大きな山場が次々にやってきて、ついに舞台が北海道に移ります。

 北海道編のキーパーソンである風間杜夫さん演じる謎のニシン漁の親方の熊虎は、豪快で少し“訳あり”の人物です。

 当時のニシン漁はアメリカで言えば西部開拓時代のゴールドラッシュのようなもので、湾を埋め尽くすくらいニシンがやってきて、親方は1シーズンで2億くらい稼いだそうです。一攫(いっかく)千金を夢見て、さまざまな地方から農家の三男坊、四男坊たちが北海道にやってきたのだとか。しかし、昭和初期にぷっつりとニシンが来なくなります。

 そんな余市の町が大きく変貌する端境期に、マッサンは北海道に降り立ちます。

 さらにドラマには、余市に渡った会津の方々が出てきます。余市は国を追われた会津の人たちが厳しい自然を切り開き、日本で初めてリンゴを育てあげた土地でもあります。

 「フロンティア精神」と言えば聞こえはいいですが、きれいごとではない多くの苦難を乗り越え、この地に生き、夢をかけた人々がいました。

 「マッサン」はフィクションではありますが、こうした時代背景や、この土地に生きた人たちの思いを盛り込みたいと思っています。

 マッサンは広島、エリーはスコットランドから、苦難を超えてこの地に降り立ち、さまざまな出会いの中で、新たな故郷を作ろうとします。『故郷~HOME』こそが、北海道編のメインテーマです。

 10月に北海道でロケ撮影を行った時に、これからの北海道編を象徴するような素晴らしいショットを撮影することができました。

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