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【「正論」懇話会2014】
集団的自衛権…安倍首相「安全への備えが抑止力になる」(7月19日、下関市で開催)
長州「正論」懇話会で講演する安倍晋三首相=7月19日、山口県の下関市民会館(中川春佳撮影)
山口県下関市で7月19日に開かれた長州「正論」懇話会の創設1周年記念講演会。安倍晋三首相は、経済政策から外交、安全保障まで幅広く、今後わが国が目指すべき針路について語った。主な講演内容は次の通り。
■めぐみさん帰国、首相「私の使命」
【アベノミクス】
第2次安倍内閣が発足して1年半がたった。経済の好循環に日本は変わりつつある。地方にも少しずつだが、(好循環が)生まれようとしている。好循環を一時的なものにしてはいけない。全国津々浦々に景気回復を届けるのがアベノミクスの使命だと決意を新たにしている。
消費税率が上がり(景気の失速を)懸念する声もあったが、国内旅行者数は過去最高になりそうだし、自動車販売が昨年並みに回復した。消費の落ち込みは一時的なものになっている。
日本の最大の危機は約20年続いたデフレがもたらした自信の喪失だ。日本の若者に誇りと責任感を持ってほしい。働く意欲のある人に仕事をつくり、頑張る人たちの給与を増やすため、成長戦略を今後もスピード感を持って実行していく。
【輝く女性のために】
日本が生かし切れていない潜在力は女性の力だ。女性が働きやすい環境をつくることが大きな課題だ。この国から待機児童という言葉をなくす。保育所を拡充し、小学校を学校保育の場として活用する。子育て経験の豊富な女性に「子育て支援員」という新たな資格を取ってもらい、保育サービスで活躍してほしい。
