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【大阪ファッションを探せ(4)】やっぱりヒョウが好き?(上) 敬遠、いまや絶滅危惧種 

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【大阪ファッションを探せ(4)】
やっぱりヒョウが好き?(上) 敬遠、いまや絶滅危惧種 

天神橋筋商店街「なみき洋品店」の店頭に飾られたヒョウのTシャツ。柄物のレギンスにもあわせやすいという=大阪市北区

 ただ、買っていくのは地元以外の人ばかり。東京や北海道などの人が大阪土産にすることもあるという。実際、商店街で取材中にヒョウ柄の服を着た人は2人しか見なかったし、よく見なければ分からないようなシンプルな模様だった。

“大型アニマル”存在していた

 ヒョウ柄は大阪人のファッションとしてはすでに、絶滅しかかっているのか。

 約10年前の平成17年3月、博報堂生活総合研究所(東京)が阪神圏と東京圏のターミナル駅でアニマルファッションの着用者数を比較調査している。阪神圏の方が多いとの予測に反し、結果は東京圏が4・3%、阪神圏は3・5%。東京圏がわずかに上回った。

 ただ、天神橋筋商店街では4・6%と高く、報告書には「かなり個性的で目立つ“大型アニマル”が存在していた」とある。当時はヒョウ柄を身につけた女性が商店街を歩いていたという事実が浮かび上がる。

 ヒョウ柄が衰退したのは、ここ10年のようだ。さらに実態を探ろうとヒョウ柄の服のタグを調べ、記されていたアパレルメーカーの大阪市内の事務所へ。

 同社は約10年前から韓国や中国からの衣料品の輸入を手がけているという。男性社長(53)は「“ヒョウ柄のおばちゃん”のイメージを植え付けたのはテレビで、それまでは派手なプリント柄の1つだった」と振り返った。

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