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【関西の議論】カップラーメンに化粧品、子供用玩具まで…目指すは総合商社!? 近大が仕掛ける産学連携の新戦略 

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【関西の議論】
カップラーメンに化粧品、子供用玩具まで…目指すは総合商社!? 近大が仕掛ける産学連携の新戦略 

開発した化粧品について、店頭で説明する近大の学生(右)=東京

 近畿大学(大阪府東大阪市)が、企業と共同開発した商品を次々と市場に投入し、大学の存在感を高めている。その商品も、カップラーメンや化粧品、子供用玩具など多彩で、目指すのは、まるで“総合商社”。企業の商品開発を陰で支える従来の「産学連携」とは一線を画し、商品名に大学名を入れたり、販売店舗に教員や学生も販売員として投入したりと、さまざまな仕掛けで大学のブランド力を強めている。(香西広豊)

■近大マグロに続け!

 世界で初めてマグロの完全養殖に成功した近大。その近大マグロの中骨を使って、今度は即席めん大手のエースコック(大阪府吹田市)とカップラーメン商品「近畿大学水産研究所監修 近大マグロ使用 中骨だしの塩ラーメン」を開発した。

 商品名に「近大マグロ」の文字を採用。12月1日から全国のスーパーやコンビニエンスストアで大々的に発売を始めた。

 近大マグロの全国的な知名度が強みで、エースコックの担当者は「発売3カ月間で150万食の販売を目指す」と強気だ。

 今回の商品に使い、商品名にも書かれている「中骨」は、実はこれまで、近大が大阪と東京で運営する料理店「近畿大学水産研究所」で提供する近大マグロ料理に唯一、使われていなかった部分だ。

 それを有効活用し、骨から炊き出したエキスをスープに使用。「しっかりとしたうまみや深いコクを味わっていただけるように仕上げた」(エースコックマーケティング部広告宣伝グループ)のを“売り”にしている。

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