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【累犯障害者 塀の中の福祉(1)】「出所後にエロ本買いたい」…罪と罰どう理解させる PFI刑務所、社会復帰に向けた民間ならではの「福祉的支援」

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【累犯障害者 塀の中の福祉(1)】
「出所後にエロ本買いたい」…罪と罰どう理解させる PFI刑務所、社会復帰に向けた民間ならではの「福祉的支援」

知的障害者らを収容する「特化ユニット」を備えたPFI刑務所「播磨社会復帰促進センター」。民間が運営に加わっている=兵庫県加古川市

 国職員の大西洋調査官(53)は明かす。

 「官と民がそれぞれの得意分野を生かしている。そして民間ならではといえる視点の一つが、福祉的支援だった」

 刑務所に収容された累犯障害者はどのように更生への道を歩むのか。刑罰の実情に迫る。

 【用語解説】PFI

 プライベート・ファイナンス・イニシアチブの略。民間の資金やノウハウを活用して公共施設の建設や運営を行う手法を指す。発祥は英国で、日本では平成11年から活用され始めた。PFI刑務所は全国に4カ所あり、官民協働で施設を運営することで、経費削減と地域雇用の創出を実現。13~14年に受刑者3人を死傷させた名古屋刑務所事件の反省から、民間の視点を取り入れた処遇の向上にも力を入れている。

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