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反捕鯨活動を取材した元AP通信記者 和歌山・太地町に移住し「古式捕鯨」屏風の展示企画

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反捕鯨活動を取材した元AP通信記者 和歌山・太地町に移住し「古式捕鯨」屏風の展示企画

スクリーンに映しだされた「古式捕鯨」の屏風について説明するジェイ・アラバスターさん(右)=和歌山県太地町

 アラバスターさんが、太地を初めて訪れたのは平成22年。米国の大手通信社「AP通信」の記者として、太地での反捕鯨団体の活動を取材したのを機に捕鯨に関心を持った。団体の過激な行動に注目が集まる中、「太地のことを深く知りたい」との思いが強まり、記者を辞めて研究のため昨年11月に移住。町歴史資料室などで研究に取り組んだ。来年夏以降は米国の大学院に進む予定という。

 太地の捕鯨については、インターネットの英語版を中心に反捕鯨の主張が大半を占めるのが実情。誤解を招く内容も多いという。アラバスターさんは「いろんな意見を持つのは自由だが、冷静な議論をするためには事実を知ることが何より」として、太地からの情報発信が必要と語る。今後、博物館内の展示と同じものを外国人向けにインターネットで公開していく計画だ。

 同博物館は年中無休で、午前8時半から午後5時。大人1300円。小中学生700円。問い合わせは同博物館((電)0735・59・2400)。

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