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関電、ついに料金再値上げ方針表明 来年4月実施、収益悪化止まらず決断

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関電、ついに料金再値上げ方針表明 来年4月実施、収益悪化止まらず決断

臨時記者会見で料金再値上げの方針を表明した関西電力の八木誠社長=17日、大阪市北区の関西電力本店(沢野貴信撮影)

 関西電力は17日、電気料金の再値上げを行うと発表した。経済産業省に申請し、平成27年4月からの実施を目指す。値上げ幅などの詳細は決定後に公表するとしたが、家庭用で平均10%前後で検討するとみられる。

 東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故以降、関電の料金値上げは、25年5月に家庭用で平均9・75%値上げして以来2回目となる。原発停止の長期化で、関電は26年3月期まで3年連続で赤字となるなど財務状況が悪化しており、再値上げは避けられないと判断した。

 17日、関電の八木誠社長が大阪市内の本店で臨時の記者会見を開き、再値上げ実施の方針を表明。八木社長は「火力発電の燃料費の上昇を経営効率化で全て吸収するのは難しい。仮に値上げしなかった場合、債務超過となる」と説明するとともに、「再度の値上げで多大な迷惑をかけ、深くお詫びします」と理解を求めた。

 東日本大震災以降で2度目の値上げをするのは、今年11月に実施した北海道電力に次いで2社目となる。関電は、企業や工場などの大口向けの値上げも検討するとみられる。

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