記事詳細
【世界を読む】
中国政府がウイグル族に姑息な宗教政策…18歳以下はコーラン学習禁止、断食中の学生に飲食提供、拒めば学位剥奪
新疆ウイグル自治区中西部のアクスで警戒にあたる中国の武装警官車両。イスラム教に根ざしたウイグル族の暮らしまで締め付けている(AP)
実際、日本ウイグル協会(東京)によると、中国全土で、ウイグル人の存在を当局に通知するだけで、500元が〝賞金〟として渡されるという。あまねく監視下に置くためだ。
「市民の基本的権利を奪い、伝統や宗教的慣習を根こそぎ否定しようとするやり方が逆に人々の怒りを呼び起こし、行き場のない暴力につながっていることを知ってほしい。『自治権のない自治区』は『植民地』にほかならず、同化するか、殺されるか、ウイグル族は追い詰められている」と同協会幹部は訴える。
WUCの幹部も同放送で「宗教や伝統への抑圧が、共産党統治への暴力的反抗になっているのを中国指導部は知るべきだ。人々は何があっても信仰を守る。漢族、ウイグル族双方のあらゆる犠牲は中国政府による弾圧姿勢に責任がある」とアピールしている。

