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戦略的製品「炭素繊維」の新工場公開…東レ

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戦略的製品「炭素繊維」の新工場公開…東レ

炭素繊維を高圧成形する「オートクレーブ」。自動車部品など向けに1台増やし、4台体制に増強した=5日、滋賀県米原市(田村慶子撮影)

 東レ子会社で炭素繊維を手がける東レ・カーボンマジック(TCM)は5日、大幅に拡張した滋賀県米原市の本社工場を報道陣に公開した。総投資額は約20億円。炭素繊維部品の国内生産能力を2倍に引き上げる。

 同社の炭素繊維は米ボーイングの旅客機などに使われている。東レの日覚昭広社長は記者会見し「炭素繊維は戦略的製品。自動車への採用も早まりそうだ。(メーカーの)ニーズに応えられるようにしたい」と力を込めた。

 本社工場の作業エリアを従来の2・5倍の約1万5千平方メートルに広げ、10月から稼働。成形・切削機器や、超音波で製品内部の傷、異物を検査する装置などを新たに導入した。製品設計や試作、検査などを担う。

 タイ・チョンブリ県にあるTCMの炭素繊維量産工場でも第2工場が着工しており、来年8月に稼働する。

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