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【朝日新社長会見・詳報】(2)改革策「車座集会」に「ウオッチドッグ」

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【朝日新社長会見・詳報】
(2)改革策「車座集会」に「ウオッチドッグ」

会見の冒頭で頭を下げる、朝日新聞の渡辺雅隆新社長(左)と飯田真也新会長(右)=5日午後6時31分、大阪市北区の大阪国際会議場(門井聡撮影)

 「車座集会を全国各地で開催します。

 読者のみなさま、お客様の声に謙虚に耳を傾け続けます。『信頼回復と再生のための委員会』はお客様から社員がじっくりとご意見をうかがい、新聞づくりに生かすための対話集会を始めておりますが、それを全国に広げ、私が先頭に立って、継続的に開催します。

 言論の『広場』機能を強化します。

 多様な意見を反映し、これまで以上に開かれたメディアを目指します。考え方の異なる主張も掲載し、開かれた言論の広場の役割を果たしていきます。双方向性を強く意識し、読者の皆様と議論を深めていく姿勢を大切にします。

 誤報を防止する仕組み、訂正報道のあり方を抜本的に改革します。

 報道機関に求められているのは、何と言っても正確で公正な報道です。事実に基づいた正確な記事をお届けするのが最大の使命です。『吉田調書』報道では、紙面製作の過程で社内からいくつもの疑問が出ていたのに、修正されなかった問題が指摘されました。社内の情報共有、誤りを事前にチェックする仕組みを強化します。それでも間違えてしまった際には、誤りを速やかに改め、それをわかりやすい形で丁寧にお伝えする工夫をいたします。同時に、公正な記事にするために、社外の視点をどう生かせるかも検討します。

 健全な批判精神を堅持します。

 報道機関にとって、健全な批判精神を持ち、権力監視を担うことは、存在意義に関わる重要な役割です。国民の『知る権利』を守り、社会の負託にこたえて、公正で正確な報道に徹しつつ、萎縮せずに『ウオッチドッグ』(監視役)の機能を果たす。こうした報道の使命を担うため、私たちは引き続き、最大限努力します」

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